信用保証協会に代位弁済の元金が免除された!→免除額1100万円
まずはじめに
なぜ私はこのサイトを作ったのかというと、自分と同じような状況で悩んでいる方が多いのではないかと思い、私が乗り切った代位弁済の免除方法などを参考にして頂けるんじゃないかと立ち上げました。
プロフィール
私はごく普通の30代後半、男性会社員です。
20年ほど前に父親の会社が倒産。その時は二十歳前後だったと思います。その倒産の数か月前に私は父親に頼まれ地方銀行、信用金庫の連帯保証人になりました。
その時はまだ自分は若く、連帯保証人の恐ろしさを全く分かっておりませんでした。
当時はバブルが崩壊して厳しい時期が続いている低迷期で、銀行の借り入れも厳しく、父は生き残るために必死に働いていたと思います。
しかし、バブル時代に背負った大きな債務が足枷になり、ついに資金繰りがショート。
数回資金繰りが回らなくなり、倒産しました。
その時に銀行や信金から信用保証協会へ代位弁済されることになったのです。
その際に父親は自己破産し、債務整理をしました。
その後、父とは連絡が取れなくなり、音信不通。
そして連帯保証人である私に一括ですべての代位弁済請求がきました。
市保証協会と県保証協会です。
これが代位弁済との戦いの始まりでした。
私が背負った代位弁済請求額
市の信用保証協会と県の信用保証協会。
この二つの代位弁済請求は合計で600万円ほどです。
すぐに各保証協会から呼び出され、返済意思の署名と捺印を求めてきました。
当時若かった私は、600万なんてすぐに返してやると豪語し、署名・捺印を軽く承諾しました。
これが悪夢と呪縛の始まりでした!!
※実はこの時に父親と合わせて自己破産をしておけばよかったんです。
二十歳そこそこの若造が600万なんて返せるわけありません!
なんとか、一獲千金を狙って色々なことを試したのです。新事業やマルチ商法、ネットビジネスなど。
ハマりました・・・
借金は600万円 プラス 200万円のカードローンなど。
もう借金が借金を産む負のスパイラルです。
その頃、もう25歳くらいだったともいます。
信用保証協会に代位弁済されたときに、父と一緒に自己破産しておけば、このころローンやクレジットカードも作れるようになっていたと思います。
なぜ、あの時自己破産しておかなかったのだろうか・・・悔みます。
6年なんてあっという間なんですよ!
代位弁済されたばかりの人は、自分の資産と照らし合わせて自己破産したほうが得なら、すぐにするべきです!!
これは絶対です。
そんなこんなで、信用保証協会の残高は元本600万の損害金150万くらいだったと思います。
それプラス キャッシング、カードローンで200万。
だいぶヤバくなってきました。
信用保証協会への返済はほとんどしていませんでした・・・
ある人との出会いで長期化する羽目に。
20代後半のころ、個人事業をしていて少し稼げるようになってきました。
そこでまずは借金返済としてとにかく働いて返済する日々が続いていたのですが、母親が癌になってしまい親子二人で生活を始めます。
闘病中の母は、ほぼ寝たきりで4年間入退院を繰り返し、他界しました。
母親の面倒を見ながら、入院費も結構な額の支払いが続き、手術費もびっくりする金額で借金は全然減らない5年間でした。
そんな時、お願いしていた会計士の事務所に伺った時、元信用保証協会の職員の方がたまたま同席することになったのです。
そんなチャンスはないと思い、自分の状況をすべてさらして相談に乗ってもらったのです。
その時頂いた言葉が「保証協会の請求は払わなくていいよ」という様な内容の言葉でした。
若かったので話の内容をとり間違えたのかもしれません。
その日から信用保証協会(保証協会債権回収株式会社)への返済を一切やめました。
※いつの間にやら信用保証協会ではなく保証協会債権回収株式会社という名前になっていました・・・よくわかっていません。
返済をやめて数年たったある日、裁判所からの封書が来ていました。当時は怖くて中を見ましたが、誰にも言わずしまっていました。
それでも返済は全くしないで通知が年に2回ほど送られてきているだけでした。
たまに保証協会債権回収株式会社の職員の方が、家まで来ましたがほぼ無視してる状態です。
そして私は代位弁済の請求も気にしないで結婚もして子供も授かりました。
そして数年がたち35歳のころ、家族で相談しマンションを買おうということになったのです。
ここで大きな問題が出たのです。
ブラックリストと資産の差し押さえ
保証協会債権回収株式会社への返済を一切しないまま10年近くたち、後悔するはめに。
マンションを買うために色々調べていると、信用保証協会に代位弁済されるとブラックリストに載り、住宅ローンなんて組めないらしい。
ということがわかったのです。
ただ、このころはクレジットカードも車のローンも組めていたのでもしかしてブラックリストから消えてるんじゃないかと思い、開示をしたのです。
結果、真っ白。代位弁済されてから15年ほどたっていますのでもしかしたら6年+6年の12年で消えてしまったのかもしれません。
気になる方はすぐに開示したほうが良いです。
これなら住宅ローン組めるんじゃないの?って思い、最終手段として無料弁護士相談に出向きました。
無料弁護士相談によると、保証協会債権回収株式会社に請求が残っていると住宅ローンは通らいないと思う。
またもし住宅ローンが組めたとしても、不動産は開示されるのですぐに差し押さえられるそうです。
ショックでした。
元信用保証協会の職員の方の10年前の一言が蘇ってきました。
返済しなくてもいいけど、人生致命傷じゃん!!って。
要するに資産を持てないということです。
このころ36歳。
信用保証協会の代位弁済は減額できるのか?
結婚しています、子供もいます、家族の為にもやるべきことがあると決めました。
ホント馬鹿ですね、今まで自分は何をやっていたんだろう。
このころから毎月5000円ずつ返済を始めました。
そして信用保証協会へ出向き、とにかく少しずつでも返済して完済したいと思う意思を伝えました。
今更ですが、信用保証協会の人たちは凄く親身になってくれる良い人です。
なぜ最初からしっかり相談しなかったんだろう。
ホントに馬鹿です。
すっと敵だと思っていました。
そして元本をしっかり減らしていけば、遅延損害金は減額してくれると教えてくれて、とにかく元本を返済しようと思ったのです。
毎月欠かさず5000円を振り込んでいました。
そして1年が過ぎたとき、ある信用保証組合の方が「免除制度もあるよ」っと教えてくれたのです!!
「え??」っと耳を疑いました。
一応高齢者向きの免除制度だから、貴方には無理かもとも言われましたが、申請出してみますか?って言われたのです。
即答で「お願いします!」って言いました。
代位弁済請求の免除
元金の免除(一部入金で可能)→元々●●ある人向けの制度。
この制度の適用は保証人制度の見直しからきているようです。
保証人が全額債務を引き継ぐということは現在ではあまりない。
そのための救済処置と考えられる。
審査に必要なものがかなりある。
損害金も全額免除される。
しかし、厳しい審査らしいし返済の余裕がある場合はまず無理だそうです。
まあ、普通の社会人でサラリーマンなら無理だと思う。
でも年収600万ほどあった自分でも免除されました。
ある特別な方法です。
この方法はここでは書けません。さすがに怒られてしまいます。
最終的に免除された額「1100万円!」
2017年4月4日代位弁済が免除された。
そして本日2017年4月6日 残 12,000,000円 なんと1100万円も免除されたのです。
ホントは自己破産しておけばこんなに苦しまなくて済んだのですが、何とかスッキリ信用保証協会からサービサーに移動して債務が免除になり、来年には住宅ローンも組めるので念願のマイホームです(笑
どうやって信用保証協会から免除してもらうのか?
普通にお願いしても免除してくれません。できたとしても損害金の減額くらいでしょう。
免除にはある制度があるのですが、それを適応してもらうにはいろいろむつかしいこともあります。
ある状態で状況説明をして、後日連絡をもらって審査を受けて完了という流れです。
この作業で1週間ぐらいバタバタでした。でもこのように免除されました。
まずは『全国銀行個人信用情報センター(KSC)』にて自分の借金関連のリストがどのような状態なのか?必ずチェックしてください!
また後日詳しく書きます。